米当番
  
オリエンタルラジオやライスなど参戦ライブの備忘録。ネタバレも含むので注意。09/1/10開設。
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ライブ参戦予定→more?
・未定!
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【おしらせ】
とくになし!!>

17/7/7〜9 ライス単独ライブ「ブラン」
 ライス単独ライブ「ブラン」
 17/7/7〜9 CBGKシブゲキ‼
 出演:ライス



ライスの単独ライブに行ってきました。キングオブコントで優勝してから、いやその前からずっとずっと待ち望んでた単独ライブ。
うっかりチケットが取れてしまったので全5公演完走してきました。こんな機会はもう訪れないかもしれない。幸せな三日間でした。

タイトルは「ブラン(フランス語で「白」)」。だけど松橋さんがツイッターでつぶやいてたように、お米というより米粉パンケーキ、その上にのった真っ白な生クリーム、さらにそこにカラフルポップなゼリービーンズを散らしたような明るい楽しいライブでした。
暗さや痛さは表に出てこず少しさみしい部分もありはしたけれど、謎とき要素で楽しませてくれたり日替わりネタにわくわくさせられたり、たくさん笑ってたくさん拍手してきました。

以下、ネタバレになりすぎないように感想を書きます。

コントリスト
「オープニングコント」
「ドリーマー」
「異奇☆妖々!」
「捜査本部」
「あっちとこっち」
「クライ」
「捜査本部」
「戦神、帰還せり」
「いつまでも」
「石→」

「オープニングコント」は二種類。
_撞戮澆僚病蠅鯢秧討房蠹舛辰討發蕕辰燭藺膽最圓靴疹年のコントと、簡単なマジックを披露しようとしたら大失敗したマジシャンのコント。
,良秧討蓮屬△辰舛箸海辰繊廚暴个討るセクハラ部長でしょうね。少年はその後「石→」において収賄をやらかした議員に成長します。
△離▲轡好織鵐箸脇韻犬「石→」に出てくる議員秘書ですね。アシスタントをクビになって秘書に転職したようです。
このオープニングコント、小道具がとても豪華で、売れるってすごいな!と初っ端から思いました。

次のオープニング映像は山下敦弘監督が撮ったものでめちゃくちゃオシャレ、これまたテンション上がりました。
当日買えたパンフレットが撮影時の写真アルバムでしたが、二人ともいい笑顔でこちらもにんまりしてしまいました。

「ドリーマー」はマフィアの幹部が敵陣に寝返るというストーリーのコント。
タイトル通り「夢」というか「眠り」がキーになるのですが、まるで世界観が歪むかのようなスイッチの切り替えが美しく、これを去年のキングオブコントでやっててもきっと優勝したんだろうなあという印象のネタでした。何回見てもそのたび「すごいな!」と上書きされ、複数回参戦者の冥利につきました。
また登場人物の名前が「ロッソ」「ブルーノ」「グリージョ」とどことなく色を想起させ、今回の単独のテーマはやはり「色」なのかな?と考えてみたり。

「異奇☆妖々!」はとにかく関町さんの演技が素晴らしいコントで、内容のくだらなさというかマンガくささは置いておいて、この関町さんが大好きです。お客さんの反応を見ながら台詞を変えているような部分も多かった印象です。
ここに出てきた小道具は、誕生日パーティーver.の「クライ」に再登場しました。

「捜査本部」は各回二本やってましたが内容は三種類で、舞台上のめくりに、|呂(いろ)市会社員殺害事件、布久(ふく)市会社員殺害事件、F畫勝覆覆勝忙垈饉勸殺害事件、とそれぞれ書いてありました。
,痢嵜А廚ライスらしくてとくに大好き。関町さんの台詞回しさることながら、仁さんの表情芸もめっちゃいいんですよね。
また、の「謎」の答えが△痢嵒」にあったんですが、二本を同じ回にはやってくれないというお楽しみ!?も。

「あっちとこっち」はこれまたライスらしいコントで、昔やってた「転校生」なんかを思い出します。サラリーマン二人の会話が、ありがちな台本なのにリアリティを持って繰り広げられるさまに見入ってしまう。関町さんがたまにやりすぎてましたが、まあご愛嬌の範囲かな……
と思って見てたら、3日目やられました。二人の配役が完全に入れ替わったのです。仁さんが上手から、関町さんが下手からと出てくる袖が違ったのは意図的なのかな。こんなテイスト違いを楽しませてくれるなんてほんと嬉しい。
出てきたキーアイテムはラストの「石→」で再登場。

「クライ」もタイトル同じながら2バージョンありました。.ズ教師といじめられっ子のコントと、誕生日パーティーのコント、です。
△ライスっぽくて大好きだなあと思いつつ「なぜライスっぽいと思ったんだろ?」と考えてみたんですが、答えは案外すぐに出ました……「人が死んでるから」。
そう思ってみると、今回の単独、驚くほど人が死んでないです。死を様々な角度から描くのがライスの持ち味だよな、と思ったかつての単独ライブもあったのですが、これが今のスタイルなのかな。またどんどん移り変わっていくとは思うので、変化をも楽しみたいです。

「戦神、帰還せり」はなかなか謎なコントでした。叩けば叩くほど面白くなりそうではあるのですが。関町さんの妙な「茄子」推しが気になるのでした。

「いつまでも」が今回一番の長編だったかな。しかしこれも、途中まではいいのに後半がシュールすぎるんです。メッセージ性がなさそうでありそうな。
あと、音と光の使い方がうまくて、こんな風に笑わすこともできるんだなーと面白かったです。

最後の「石→」も長めでした。言葉遊びにはすぐ気づきますが、これまでのコントの色んな要素が回収されてくのが小気味よくて面白かった。ラストはもっとブラックなオチかと思いましたが、ブルーブラック、くらいの感じだった。
そしてオープニングがどっちだったかによって、最後の配役が違うという、駄目押しのお楽しみもあったのでした。


全部で1時間半のコンパクトなライブでしたが、やっぱりライスはライスで5公演すべてに行けてよかったなあと思います。二人は「もう5公演はやめよう」と意気投合してましたが。
今後は年一でやると言ってくれ、それもまた嬉しいかぎり。次回のお米も豊作だといいな!楽しみにしています。


……。


と以上がライトな「ライスファン」の感想で、以下はもうちょっと性癖っぽいやつ。意味不明。


・ドリーマー、2回目の「いつもの砂糖が切れててな」の関町さんぞくっとする
・捜査本部(色)、初日見たとき「ライスがきた!」と思いました
・捜査本部(服)、ドヤ顔で覚えたてのファッション披露する仁ちゃんかわいい
・あっちとこっち、仁さんはわざわざ関町さんとこまで行って引き返すのに対して関町さんは仁さんを通り過ぎる感じがおこめまじおこめ……(個人の感想です)
・お友達が言ってたことですが「背中合わせのライス」はほんと貴重な絵柄ですね
・せきちゃんは仁さんを「行儀が悪い」といい、仁さんはせきちゃんを「気持ちが悪い」というライス
・誕生日パーティーの「クライ」、あの混乱に陥ってる関町さんというのがマジライス
・誕生日パーティー、2回目からメガネを吹っ飛ばし始めたのはコスったのか
・先生から生徒に頭ごつんは反則だと思うんだ
・ミドリムシから始まってあそこまでの仲になった二人は今後どうなるんですかそこんとこ教えろください
・烏帽子帽ぬいだせきちゃんの頭ボサボサいいよね……
・とはいえもっとこっちの心臓殴りつけるライブでも嬉しかったよ
posted by kagari | 19:46 | [ライブ]単独ライブ | comments(0) |  拍手!
14/3/8 POISON GIRL BAND単独ライブ「あの頃の漫才2000〜2013と新作60分漫才」
 POISON GIRL BAND単独ライブ「あの頃の漫才2000〜2013と新作60分漫才」
 14/3/8 19:30〜 ルミネtheよしもと
 出演:POISON GIRL BAND



実に8年ぶりの開催だったという、二人だけの漫才単独ライブ。
結成2000年から今までの漫才を順を追って9本も披露してくれる、それだけでもお腹いっぱいになれちゃいそうな響きなのに、その後には第二部として「新作60分漫才」ですってよ!なんてこと!

……半ばアワアワしながらチケット確保しました。
前回ポイズン見に行ったのいつだ、一年前の月刊コントか……(案外最近だな、)、いやその前だ、がっつりPOISON GIRL BANDを目当てにというと、四年前の江ノ島営業に遡っちゃうのかも。シュール5ではもちろん見ているけど。
なあんて、そんなニワカまですっぽりくるんでお腹苦しくなるまで笑わせてくれる二人が大好き!しあわせ!!


漫才セトリ(笑)、は以下のとおり。
事前公開されておりました。

<前半>
1. ペーパードライバー
2. スフィンクス
3. 真剣10代しゃべり場
4. 中日
5. 服選び
6. SHIMANE TO TOTTORI
7. カラオケでは何を歌うべきか?
8. モノマネ
9. 巨人に入りたい

<後半>
新作60分漫才


ダントツ好きなのはスフィンクスとモノマネ。
スフィンクスの吉田さんが阿部ちゃんのこと「わかんない」んだけど優しく包み込んでる感じがたまらない。つっこむのそこじゃない!そこだけどそこじゃない!ツッコミの役目ってそれじゃない!……感がたまらん。
「問題になっちゃうからやめようね」って私も優しく諭されたいです、せんせい。

モノマネはいうまでもないよ……わたし阿部ちゃんの空いてる右側入りたいもん。「せーのっ」ってやりたい。
もう、私がこれでこんな死ぬほど笑ったのとおんなじくらい、他のネタでもその人のツボ入っちゃって死にそうになってる人が全部のネタに対しているんだろうなあって思うと「人類みんな友達!ばんざい!」って気持ちになれます。
ポイズンガールバンドは平和の最後の砦ですね!

あとね、初めて見たんだけど大好きだなあこれっていうのが中日でした。同じ野球ネタならだんぜんこっち。「発想の勝利」感も強いね。
……ってでも、フツウのヒトそんなトコでショウブしないからネ。土俵の上にはPOISON GIRL BANDしかいませんね、おめでとう!


後半の新作60分漫才は、予想通りというか予想以上というか、案の定狂ってました!もちろんほめことばです!
国会漫才たのしかったなあ。高圧的な吉田さんにキュンキュンしました。まるでオーケストラのような隊形の漫才ユニットを想像するとそれだけでニコニコしちゃえます。
あと確変かと思われるほどの洗脳モードに入った阿部ちゃんも非常に良かった。新しい一面見せてもらった!という感じがした。いやあ狂ってた。



そんな感じで、とーっても幸せなライブでした。流れるブイとか写真とかにもずっとにこにこしてた。まじ眼福。ええ、顔ファンですけど何か!?
ずっと前から常々感じてはいたんですが、私よっぽど、この二人のビジュアルが好みみたいです。ザ・カッコイイ漫才師、って感じで。

そうそう、この日の日付は3月8日。サンパチマイクの日。
ルミネのスタッフさんがぜひこの日に漫才ライブをやりたいと、それどころかぜひ「POISON GIRL BANDのライブをやりたい」との思いがあって、このライブが実現したということもあったみたいです。(ルミネの公式ツイッター)
そんなのも含めて、いい日だったなあと思いました。
最後の60分漫才が終わったあと、二人がもう一度出てくるかと思いきや、すうっと暗い中にサンパチだけがスポットライトを当てられ、そのまますっと終わっちゃってね。
そのシンプルさも、かっこよかったな。漫才に恋したくなりました。
posted by kagari | 13:33 | [ライブ]単独ライブ | comments(0) |  拍手!
14/2/10 犬の心単独ライブ「2月犬」
 犬の心単独ライブ「2月犬」
 14/2/10,11 恵比寿エコー劇場
 出演:犬の心



犬の心せんぱいの単独ライブにいってきました!
2日間、全3公演の恵比寿エコー劇場。
とってもおしゃれでスマートでカッコイイ単独ライブでした。

何がおしゃれって全部ですよぜんぶ。
オープニングコントもおしゃれならそこから始まるコントも全部おしゃれだし、劇場を満たす音楽もなら幕間の映像まであますとこなく。
それが全然かっこつけてんなーなんてことなく、素敵だなあって思わせちゃうんだから、さすがだなって思いました。


この人たちすげえなあって思ったのは、他にも言われてる方いたのですが、噛んだり間違えたりしたときに、現実に戻すことなく芝居に取り込んじゃってるところです。
こっちに「あっ噛んだ!」って笑わすいとまを与えてくれずに、舞台上のキャラクターのまま何とかしちゃう。
昨日のオリエンタルラジオを見た後だと余計に、そういうとこの「上手さ」っていうのが際立っててかっこよかったし、しかもそれをライブ中には意識させず、終わってふと考えてみたらそうだったなあーっていうくらいなのがスゴイなあって思いました。



内容の話も少ししよう。

コントに関しては、とにかくいけやさんがこわくってね!
いけやさんがこわいときって、大体その怖さは一種類で、「子どものこわさ」、「無知のこわさ」、「純粋のこわさ」とかそういった感じだと思ってたんですけど、今回それに加わったのが、コントの中でもその単語が一つでてきた「サイコパスのこわさ」もあるなあって。

子どもとか無知っていうのは誰もが経験した時代ではあるわけだから、そのこわさっていうのはある意味想像の範囲内におさまってくれてるんですけど、それがもうサイコパスになっちゃったらそりゃこわいよってね。
あ、サイコパスって、悪の教典のカスミンみたいな人のことです。 → サイコパスとは何か?



とにかく、一本いっぽん「全然毛色は違うけど同じ犬!」って感じのコントをぼんぼんぼんっと出されて、一心不乱に見入ってしまいました。おもしろかったです。
また近いうちに単独してくれたらいいな。見に行きたい。

あと、笑っちゃうこととして、今回「写真集」が発売されていたんですが、そのクオリティがめっちゃ高かったです。ライスのあれ並みでした。ファンじゃないから買わないけどね!
んでね、その写真集買ってね!っていうのをエンディングで押見さんが言おうとしてたんですけど、私人生で「写真集」ってあんなに可愛くいうことのできる男性を初めて見ました。
不覚にもときめいちゃった……悔しい。
posted by kagari | 18:28 | [ライブ]単独ライブ | comments(0) |  拍手!
14/2/9 オリエンタルラジオ単独ライブ「お楽しみ会」 後編
もうね、「『あ、俺たち漫才じゃなかった』って気づいちゃったの」、と敦彦氏が語るのはそりゃ聞いてはいましたが、だからといって単独ライブで一本も漫才やらないとは思わなんだよ!
……そんな意外感も満載の「お楽しみ会」でした。
一日明けた今でも、やっぱり楽しかったな。



いろんなネタがありました。
「新」定番ネタあり、純粋なコントあり、歌とダンスももちろん出てきて、VTRもおふざけから作り込み型からただのギャグまで振り幅いっぱいだし、エログロナンセンスな要素も随所に、存分に発揮されておりました。

二人の衣装だけでも、とっても楽しくってね。
あっちゃんだったら、クイズの司会者、高校球児、かぶりもの、全身白い何か、敏腕メガネ、ブレザー高校生。
慎吾くんは、長ランの応援団長、半ズボン少年、還暦を迎えた現役エロ漫画家に、同じくブレザー高校生。

どなたかも仰ってたけど、今まで「夢見沢先輩のキャラしかやりたくない!あれがやりたい!あれがやりたいから俺コントやる!」と言ってたあっちゃんが、ほんとに色んなキャラクターに挑戦していて、なんつーか「芸人」になったなーなんて……。って、どこから目線なんだよって話ですが。
修士さんとのライブでも、あの子さかんにあのキャラやりたがってたよ、ねー、ママン。

……でね、ブレザーで踊るのさすがにかっこよかったよ!かっこよくないわけないよ!大人げなくキャーとか思っちゃったよ。



ところで、今回コントがとっても多かったわけで、コント好きとしてはすごい思うところがあったんですが、それについて少しだけ語らせてください……。

「面白いコント」っていうと、きっとそりゃいっぱい種類があるとは思うんですが、その中でも、「よくこういうの思いつくなあ!」とか、「この設定からどう笑いをひねり出すの?」って感じに、まず設定への関心から面白さが始まるコントっていうのが系統として一つあると思うんです。

んで、そういうコントを量産してる人たちを見てると、「何でこんなの思いつけるんだろう」とか「どういう考え方してるんだろう」って、ブレーンへの興味が湧いてきて、でも結局そんなの分からずじまいだから、いつまでもとめどなく追いかけ続けるハメになるわけです。

で、それでいうと、オリラジってすっごい分かりやすいんですよ!
今回だって、応援団のコントなら慎吾くんのチャラ芸そのものだし、めんめけなら田舎出身の慎吾くんプラスこないだの離島ロケなんだろうなって感じだし、瀧沢廉太郎は過去のあっちゃんそのもの。もっとも、最後のに関しては、まさかの「誇張無しのソノモノ」だとわかっていたのは、ゲスト出演してくれた弟のFISHBOYさんだけでしたが。

だけど、そこで思ったのは、「そんなのも、あんがい悪くないんじゃない?」ってこと。
ミステリアスなものに心惹かれる気持ちって確かにあるし、それってすごい強力なパワーなんだけど、オリラジに関してはもっと「サイエンス」的な面白さだよね!って!
そう、オリエンタルラジオはサイエンスなの!

「仕事ハッケン伝で爪痕残せたあっちゃん」+「相方の慎吾」+「トークライブ」= ?

とか、

「チャラ男で再ブレイクした慎吾くん」×「策士敦彦」×「単独ライブ」= ?

みたいなね。

テレビで活躍してるのみるたびに「これどう無限大でしゃべってくれるんだろー?」って思うし、ライブで新しい戦略聞くたびに「それどうネタに仕上げてくるんだろ?」ってワクワクしちゃう。

そんな、化学反応を楽しむみたいな面白さが、オリラジ見てるといつもある。
化学だけならケミストリーだけど、それだけじゃなくて「オリラジどう進化するんだろ?」みたいな思いもあるから、サイエンス。

考えてみればさ、「オリエンタルラジオ」というコンビ名自体がそういうとこあるよね!
検索で一個もヒットしなかったただの単語の寄せ集めが、いつしか唯一無二の価値を持つ。
私たちは、その瞬間を日々目撃しているわけです。



……とまあ御託は置いといて、お楽しみ会の話に戻る。

なんか、しがらみがなくて良かったなあ、というのが、一日たった今の感想です。
なーんにもとらわれずに、「おれたち今これ楽しいからこれやるんだ!」って感じで、それが客席のこっちにまで「楽しい!」って伝わってくるのがたまらんかったです。

んでね、その「楽しい」の材料が豪華なの。
あっちゃんの弟でもあるプロダンサーのfishboyさんも出てきたし、慎吾くんのお兄さんもVTRだけど登場したし。あと、バックダンサー役で出てきてくれた世界的ダンサーたちを黒子役としても出しちゃうっていうね!モブの動きが機敏すぎて笑ったわ!
よしもとオンライン時代からお馴染みの久嬢由起子お姉さんまで、なんとなんとの高校生役で登場してくれたときには、制服姿のあまりの違和感のなさに思わず二度見しました。(じょーくーは二人の一歳上…つまり32歳?)



……そんな感じかなあ。
まだまだ言い足りないことある気がするけど、とりあえず、こんな感じで思いっきり楽しんだよ!っという感想でした。

ライブ中は楽しかっただけなんだけど、最後にちょっぴりしんみりしてしまったのは、エンディングトークのあっちゃんの言葉。

「キャパシティもちっさいし、DVDにもならないし、お金でいったらただの赤字。つまり、今ここにいる昼夜合わせて400人のお客さんが楽しんでくれたかどうかっていう、それだけ!」

もちろん、最後の弟くんの言も忘れちゃならない。最後のコントでは、あっちゃん扮する勉強サイボーグ高校生に、ダンスを教えて未知なる才能を開花させる、「似てない弟」役だったんだよね。

「あれ、誇張無しの高校時代の兄貴そのものですから。
あの時助けてあげられなかったから、今日は助けられてよかった」



とっても今回の単独が楽しかったという二人、四月からの芸歴十年目のうちに、またそういう記念のライブをやりたいと言ってくれました。
早くその日が来ないかな。今から、楽しみ。
今度こそ、見たい人全部が集えるライブになりますように、と思いを込めつつ、待ちたいです。
posted by kagari | 14:59 | [ライブ]単独ライブ | comments(0) |  拍手!
14/2/9 オリエンタルラジオ単独ライブ「お楽しみ会」 前編
 オリエンタルラジオ単独ライブ「お楽しみ会」
 14/2/9 14:00〜/18:00〜 新宿シアターモリエール
 出演:オリエンタルラジオ/[ゲスト]久嬢由起子/FISHBOY/etc



お楽しみ会、ほんとにタイトルどおりめいっぱい楽しみました……!
昼公演も夜公演も2時間40分という白熱っぷりで。
演じてた二人はもちろんだけど、手を叩いて笑ってるだけのこちらも相当つかれたよ!
大満足の疲労感です。

昼も夜も終わった瞬間に二人、「楽しかったあ〜!」って叫んで。
それがとっても良かったです。
いいライブって「おもしろかった」とか「楽しかった」とか「幸せだった」とかいろいろあるけど、そういうの聞くとたちまち幸せになれちゃうよね。
もちろんその前の二つは十分満たされちゃってるし。
つくづく、いいライブでした。

全編、コントとVTRでした。漫才は一本もなし。
DVDにはならないということだったので(見ながら「こりゃ無理だな」とは思っていたけどほんとにそうらしい)、オチ明かしとかそういうことはなるべくしないように、内容に触れたいと思います。ちなみにタイトルっぽいのはてきとうです。雰囲気もてきとうです、すいません。
というわけで、以下、各自ご了承とご判断のうえご覧ください。





1 オープニング「前説藤森とカリスマ」

もはやファンにはおなじみ、カリスマのネタでライブはスタート。
もうこれは内容もへったくれもない、Youtubeでもなんでもみて、度胆抜かれてください。
大丈夫、あっちゃんも「今ならYoutubeで『オリラジ』で検索したら一番上でてくるから見て!」とか言ってました。


2 オープニングVTR「単独タイトルを決めよう」

単独タイトルを決める会議に臨むにあたって、いつものように100案を考えその中から厳選した3つを持ってきたあっちゃん。
 案1 ONE MORE TIME
 案2 HEAVEN
 案3 G.O.D
案3のピリオドの意味まで含めた懇切丁寧なプレゼンを終え、いざどれにしようか決定の瞬間。
その時、慎吾は……!?

「あっちゃんプレゼン→慎吾つまんなそう」の構図は、もうトークライブ常連のファンならそれだけでパブロフの犬みたいに笑っちゃいます。残念なことに。


3 コント1「クイズ リスク&リターン」

ミリオネア風クイズ番組の司会者あっちゃんと挑戦者慎吾。
長野県出身のおちゃらけた大学生は、数万人の応募を勝ち抜き、視聴率30%を超えるこのクイズに挑戦する権利を得た。

「ご存知のとおり、このクイズでは正解すると、3つの願いをかなえてもらえます。ただし、願い一つにつき『それ相応のリスク』を背負ってもらいます。
それでは藤森さん、一つ目の願いをお願いします。コール ザ、リターン!!!」
「……『アイドルのSさんとデートする権利』をお願いします」
「わかりました。それでは、それに相応するリスクを、コンピュータにはじき出してもらいましょう。藤森さんは、もしクイズに不正解ですと、このリスクを負ってもらいます。
それでは。ワッツ ザ、リスク!!??」
……さて、藤森の運命やいかに!!??

いやあこれはもう、こうくるだろうなってのはわかるんだよ。あっちゃんだし。
でもね、もう慎吾くんのリアクションもさることながら、二人の顔芸もそうだし、何より、ステージに収まりきらない臨場感ね!
こういうの取り入れてきたか!とね!!!
もう、非常に、わくわくしました。


4 VTR2「中田、『寿司よろしくでぇす』に行く」

なんか店名若干ちがってる気がするのは置いといて、タイトルのとおり。
藤森慎吾プロデュース(小金欲しさに引き受けた)この店の新橋店がつぶれたのは聞いてたけど、そうすると最寄りが横須賀中央になるとは……。
文字で読んでもおもしろそうなVTRだと思いました。


5 コント2「高校球児」

夏のセンバツ、盛り上がる応援席、緊迫するマウンド。
バッターボックスに立つ中田は、ちょっとした違和感を覚えていた。
「……いつもより、応援がうるさい」
タイムを申し出て、スタンドに目をやる中田。
と、彼は首をかしげた。
「あんな奴、うちの学校にいたか……?」

もう、ほんとに慎吾くんがイケメン?のコントです。ほんとあんなにできる子なんだよ……!みんなもっと気づいてあげて!
……といいつつ、昼の部は過呼吸で死なないかとほんと心配になりましたが!
ラストが美しい。こういうオチもいいじゃないか、と。


6 VTR3「仕事ハッケン伝 藤森慎吾の回」

実写化したら?とは思わないけど、慎吾くんがあんなふうに痛めつけられるのは、けっこうお好みだという方も多いのではないでしょうか。でも基本的にはゲス慎吾。
なんたって、「ブラック企業×藤森慎吾」、だもんね。


7 コント3「どうぶつクン」

近所の公園に遊びに来た、動物好きの少年慎吾。
なんだか今日は催し物の日らしく、看板には、動物学者兼タレントの「どうぶつクン」が動物雑学を教えてくれるイベントを行うと書いてある。「楽しそうだなあ!見てみよう」
無邪気に待つ慎吾のもとにどうぶつクンは現れ、そしてイベントも始まった。
しかし、登場する動物たちはどれもこれも、どうにも奇妙な姿かたちをしていて……!?

もう、単純に発想がすごい好きだし、それだけじゃなくて最後のオチでは「あれ、自分が今思ってることって、ひょっとしてただの『思い込み』にすぎないのかも?」みたいな哲学的な気持ちにもさせてくれるコントだった。言いすぎか。
そして「プラナリアごっこ」、好きです。


8 VTR4「マトリョーシカを作ろう」

今回のライブのポスターで二人が持っているのは、なんと自ら色を塗ったマトリョーシカ。
それの制作過程を大公開。
ちなみに現物は、おひとつ1万円の大特価で販売いたします!(うれました)


9 コント4「めんめけ」

田舎育ちの藤森。今日は年一の実家に帰る日だが、なぜか今年は会社の先輩の中田が一緒である。
「藤森、ありがとうな。俺、東京生まれの東京育ちだから、『田舎』っていうのに憧れてたんだ」
「全然かまいませんけど、俺んち、予想以上に田舎っすよ?」
「そうなの?例えば、どんな風に?」
「そうっすねえ……あの、『カトーマリショ』っていう祭りがあるんすけど」
「は、『加藤まりこ』?」

これ、あっちゃんの方が巻き込まれてく、っていう、希少な設定でした。
離島ロケ生きてるな〜という感じで。
カトーマリショ、ルイゴンダル、めんめけ、ちょっと忘れたくない響きです。
そしてラストのおそろしさ、あれを出せるならわたしどこまでもついていく……!!!


10 VTR5「恋するフォーチュンクッキー」

懐かしの合いの手でございます。あつんも参加。
これもっといろんなのみたい!


11 コント5「消える」

自宅の部屋でゲームをしている慎吾。
風呂に入ろうかと思い、立ち上がろうとすると、妙な姿勢で金縛りにかかってしまう。
流れ出すミュージック、視界を横切る白い人物、そして、慎吾はその人物のなすがままに……!

やあ、もう、人の悪口だいすきだねきみたち!って感じで、あっさりと面白かったです!


12 VTR6「慎吾とデート」

あの、こっぱずかしすぎて、見てられなかった……
せきまちさんを非常に召喚したかった、大笑いしたかったとだけお伝えしておきます。


13 コント6「シンホー先生」

映画制作会社勤務の中田は困惑していた。
「なぜ、このマンガを原作に……」
とはいえ、今日は制作発表会。彼が話さなければ始まらない。もう記者も集まっている。
「……わたくしも非常に混乱しております。というわけで、映画化の経緯について、直接原作者ご本人にお聞かせねがいたいと思います。……先生、お願いします」
登場し、すかさず一発下ネタをぶちかましてとうとうと語りだす、60歳現役エロ漫画家のシンホー先生でございます!

……ノーコメント。


14 VTR7「そして中田、父になる」

これもこっぱずかしい系かと思ったら、良い意味で裏切られたね!


15 コント7「転校生、滝沢廉太郎」

「ねえ転校生!」
藤森慎吾は高校からの帰り道で、その日クラスに転入してきた少年を見つけて呼びかけた。
彼は振り返る。
「転校生と呼ぶんじゃない。私にはちゃんとした名前があるのだよ。それに、この忙しいときに、受験にも関係ない君との話に割く時間などない。もう金輪際話しかけないでくれないか」
「なんだよー……」
いきなりまくしたてる、失礼極まりない転校生の口調に、しかし藤森はめげなかった。
「お前、おもしろいやつだな。友達になろうぜ」
「私に友達はいらない」
「カラオケ行こうぜ」
「行かない」
……それでも藤森はめげなかった。そして、見てしまったのだ。
その転校生、滝沢廉太郎が「恋に落ちる」瞬間を。

これは、ほんとによかった。
まるで「オリエンタルラジオ」のパラレル小説を読んでいるかのような世界観と登場人物と、そして最後のパフォーマンス!!
コントも好き、漫才もトークも好き。
だけど、こういうのやってくれないとオリラジじゃないよね!……そんな風に思っちゃうくらいのすてきな歌とダンスでした!



***



というわけで、ざっくり全体の感想、とでも行きたいとこなんだけど、眠いので今日はこのへんで。
とにかく今日はよく眠れそうです。
posted by kagari | 00:01 | [ライブ]単独ライブ | comments(0) |  拍手!
13/7/27 ライス単独ライブ
 ライス10周年記念傑作選ライブ「スイップ」
 13/7/27 18:30〜 東京グローブ座
 出演:ライス



待ちに待ったライス10周年記念特選ライブ、「スイップ」。
待ちに待っただなんてありふれた言葉じゃ言い表しきれない、そのくらい待ってたよ!

会場はグローブ座。普段はジャニーズのライブばかりやっているというその名前を聞いたとき、まさか?と思ってにわかに信じられなかった。収容人数も多いし、とってもいい劇場だし。
でも本当だった。グローブ座でやってくれてほんとによかった!
どの席からでも見やすくって、自分はそもそも見やすい席だったんだけど、そのこと考えるだけでも幸せになった。
同じもの見に行ったみんなが満足できるだなんて、そんな良いことほかにない。

その他にも個人的だけどいいことたくさんあった。
ライスやその周りの人々きっかけで出会ったたくさんのお友達に会えた。
会えただけじゃなくって、久しぶりなんてこと感じさせないくらい笑って笑って(心の中でちょっぴり泣いて)しあわせだった。今日は今日でしかないけれど、昔のいろんなこと今日につながってるし、今日のいろんなこと明日に続いてくんじゃないかって、そんな風に思えた。
それがライスのこんな記念碑的なライブで起こったってことも嬉しかった。きっと今日はほんとに忘れられない日になるんだと思う。


ライブ本編は、開催発表からさんざ話題になってた、二人のあの昭和チックな衣装でスタートした。
オープニングコント、というより、オープニングマイム?
テーブルに食事をセットする関町婦人(もとい「知姫」)、そこに現れる田所男爵(もとい「仁様」)、色んなことに失敗してはゲラゲラ笑い、すかさず社交ダンス。
聞いてても意味がわからないが見てるこっちはもっと意味がわからない。サイレントだし。
でもなんか衣装の奇抜さとマイムのうまさに笑っちゃう。つい吹き出しちゃう。
「10周年だな」
「ええ」

そうして流れるオープニングVとライブタイトル。
「スイップ」、スタート。


幕間の音楽。二人の同級生が毎回作ってくれてるというそれがずんずん低音で響く。ステージが明るくなると、真っ白な衣装の二人。
舞台の上手から怪しげなピッチングフォームを繰り出してくる関町さんが目に留まり、すぐに気づく。

1st conte「動きショップ」(第8回単独ライブ「カヴィ」より)

ピッチングフォームを繰り返しながら、少しずつ舞台中央に近づく関町。レジの前にある椅子にたどり着いたところで座り込む。店員の田所が気づき声を掛ける。
「いらっしゃいませ。今日はどのようなご用件で?」
「新しい『動き』が欲しいんです」
「かしこまりました。それではお客様が今お持ちの『動き』を確認させていただきます」

おもむろに関町の胸ポケットに手を伸ばす田所。
数枚のカードを取り出し、読み上げる。
「えーと、お客様がお持ちなのは、まず『物をつかむ』、それに『ポケットに手をいれる』、『座る』、あとこれは……!?」

きれいにまとまってるコント。途中ででてくるアクションが次々活かされて、最後も美しく終わる。仁さんのマイムと関町さんのコミカルな動きがほんと楽しくて!仁さん途中でくすっと笑っちゃうのもご愛嬌。

幕間は、二人のブロマイド風写真にあわせて、英語でコントの解説が。
いつのライブで初披露、こんなネタだから普通のライブではできません、そしてなぜかライスの悪口…??
英語もっとやっとくべきだった!はこの瞬間わたし含め不勉強な誰しもが感じたことと思われますw


続いては、スクリーンにゲームのオープニング風のタイトルが映し出される。

2nd conte「BOF〜バトルオブファイターズ〜」(第7回単独ライブ「コモク」より)

田所扮するボクサーと関町扮するいろんな職業の人との対戦。
対戦相手のラインナップが独特で、カンフー、農家、海女、常連さん、引っ越してきた隣人、童貞、喜劇王、農家再び。
ラストの逆転劇が秀逸、そしてハイコスト。


幕間の英語解説は変わらず。
またステージが明るくなると、今度はうってかわって黒装束に身を包んだ二人が現れる。黒いズボン、黒い長コート、黒いボストンバッグ。
似かよった衣装を身にまとい、舞台の左右に後ろ向きで立つ二人。
ゴソゴソとバッグを漁ると中身を取り出しおもむろに振り返る…

銃を持った男「手を上げろ、強盗だ!」
ウサギ耳の男「手を上げろ、変態だ!」

3rd conte「銀行にて」(第7回単独ライブ「コモク」より)

同じ日に仕事がかぶってしまった二人。戸惑う強盗に対し、「まあ全然方向性も違うんでお互い自分の仕事をやりましょう」と我関せずな変態。
仕方がないので強盗も脅迫を続けるが……?

ラストの仁さんの表情が秀逸。あそこまでいっちゃってる顔はそう出せない。
どうしようもない下ネタコントなんだけど、構成の妙に騙されてむしろポップといえるほど。


次のコントでは、再びスクリーンに映し出されるゲーム画面。RPGの戦闘風BGMが流れる。
「だいまおう は みをまもっている!」
「ゆうしゃ の こうげき!」
「だいまおう に 115のダメージ!」
「だいまおう は たおれた!」

4th conte「勇者とだいまおう」(第8回単独ライブ「カヴィ」より)

「だいまおう は たおれた!」
「だいまおう は たからばこ を かくしていた!」
「ゆうしゃ は 『だいまおう の てがみ』を てにいれた!」

舞台が明るくなると陳腐な衣装の勇者田所の横に、剣を突き刺され横たわる恐ろしいだいまおうの姿。
勇者はどれどれとだいまおうの手紙を読み始める。
……と、みるみる勇者の表情が不穏に。
「あなたがこの手紙を読んでいるということは、私が倒されたということなのですね」
「このような日が来てしまったことを残念に思っております」
そして明かされる、だいまおうの恐るべき真実とは……!?

救いのないオチのはずなのにどこかコミカル。ライスの「死」をめぐる多様さにはほんと恐れ入っちゃう。正確にいえば「死」と「エロ」かw


なんとなーくしんみりした気持ちのまま、次のコントへ。

5th conte「気絶まで10秒と11秒」(第2回単独ライブ「サボコ」より)

……このコントについては、しんみりを一撃で打ち砕く衝撃だったとだけお伝えしておきますw
リレーのバトンパスのコントだったんだけどね。連作の一部分というお話です。今回唯一、これだけ見たことなかったんだ。


気を取り直して、暗くなるステージ。
緩やかに流れる音楽に記憶をふっと呼び起こされる。

6th conte「スイップ」(第8回単独ライブ「カヴィ」より)

サイレントコント。
緩やかなメロディーに乗せて、白いハンカチを軸に、ある男の半生をえがく。ただそれだけ。

ちょっと不器用だけど誠実でまっすぐな人柄が仁さんの演技通じて伝わってきて、関町さんの一人二役との交流がほんと心に痛くて。
でもそれだけで終わらせないのがライスだよね。
なんでカヴィで初演なのにタイトル「スイップ」なの?っていうのがその答え。やっぱり今回もライブの核になるようなコントだったなあ。


「『後天性特定音域過敏症』、という病名はご存知ですか?」
「後天……特定……?」
「『後天性特定音域過敏症』。その名のとおり、特定の音に対して非常に敏感に反応を示してしまうというものです。有効な治療法はなく、現代の奇病と呼ばれています」
「え?そんな病気に私が?……それで、その特定の音というのは私の場合は……」
「ええ、その音は……」

7th conte「後天性特定音域過敏症」(第3回単独ライブ「キリ・バト」より)

普段のライブでもかけているので、もはやおなじみのこのネタ。でも単独ライブの一本として見ると、また違う感じがするもんだなー。
よくありそうな設定だからこその焦らす感じ、焦らされてからの意外さに笑っちゃう感じ、そして笑いながらの「おまえもか!」というオチ。
傑作選だからこそ、全部の単独から一本ずつ持ってきたかったのかな。前回大阪での己的好選では、キリ・バトからのネタはなかったので。


そして、関町さんの痛めつけられるネタ連投。

8th conte「イメージ」(第5回単独ライブ「ビリンバウ」より)

「さあ答えろ。アジトはどこだ?」
「知らねえよ」
「早く答えたほうが身のためだぞ。アジトはどこにあるんだ?」
「だから知らねえっつってんだろ」
「物分かりの悪いやつだな。こうなったら……」

拷問の最中、その様子を実演する代わりに、それを想像させるようなイメージ映像がスクリーンに流される。関町の悲鳴と観客の笑い声が会場いっぱいに響きわたる。
なかなか屈しない関町。そのたび拷問はエスカレートし、ついには……!

「この映像はイメージです。」お決まりのフレーズの醸し出す愉快さ!痛くてグロくて、なのになんで私たちこんな爆笑してるの?頭おかしくなりそう。


そんな感情引きずったまま、ライブはどんどん進みます。
怪しげな音楽に怪しげな文字で次のコントタイトルがスクリーンに映され……

9th conte「エロイ」(第1回単独ライブ「マフェ&バザバザ」より)

八年ぶりに故郷に帰ってきた関町を出迎える、幼なじみの田所。
「久しぶりだなあ、この街もけっこう変わっちゃったんじゃない?」
「えーたった八年だろ?全然そんなことないよ!」
「そっか、それもそうだな。おまえもちっとも変わってねーな!」
しかし、懐かしいはずの景色をたどって歩く彼の目に次々飛び込んでくるのは、まるで変わり果てた故郷の姿で……!?

タイトルに全てが書いてあるのに、それでも笑っちゃうのはなんでだろう?
キチガイ演じさせたら仁さんの表情にかなうものなんてそうはないし、怯える関町、逃げる関町、叫ぶ関町、どれも似合いすぎておもしろくって!


そうして続くのが、また違うキチガイの物語。
昭和チックでコミカルなオープニングテーマが聞こえてきたら、もうアレしかないでしょう。

10th conte「それいけ!シロッペ」(第4回単独ライブ「鈴虫のお腹」より)

田所演じる主人公のケンタくんはサラリーマン。いじめっこ上司のウシダンプには毎日こてんぱんにされ、憧れの女の子にも全く相手にされない日々。
そんな彼が毎回助けを求めるのが、未確認生命体のシロッペ。首を縛っていないてるてる坊主がぺっしゃんこになったような風貌。
シロッペはいつも体内から便利な道具を取り出して、ケンタくんの窮地を救ってくれる。と、みせかけて……?

シロッペ、なんていうか凶暴度が増しててとってもよかった……悲鳴よりも笑い声の大きい会場、さすが。これぜひシリーズで他のもやってほしいな。


音楽とともにきれいなオチがつき、次のコントへ。
教壇に机が一つ、よくあるセッティング。

11th conte「無知無知」(第7回単独ライブ「コモク」より)

「注目!今日からみんなと勉強することになった転校生を紹介するぞ!」
「関町知弘といいます。よろしくお願いします!」
「じゃあ関町の席はそこだ。関町、いいか、先生はお前のことを他の皆と同じ、ずっとこのクラスの一員だったように扱うからな」
「はい、ありがとうございます!」

普通に始まった教室コントがやがておかしな気配を見せる。けらけら笑う田所先生と生徒たちの横で、一人置いていかれる転校生関町。
彼が巻き込まれたとんでもないパラレルワールドの結末は、まるで予想もつかないところへ。


崩れ去った世界に呆然とする間もなく、舞台は暗くなる。
静けさが支配する中、まるで色のない衣装をきた二人が、舞台の上手に浮かび上がる。試合開始を告げるホイッスルが鳴り響く。

Last conte「攻めまして日米」(第1回単独ライブ「マフェ&バザバザ」より)

日本の、現代のどこか。とあるサッカー部に少年たちは所属している。
もうすぐアメリカの高校との親善試合が控えている。練習に励む彼ら。試合はもう目前だ。
かたや、かつての日本。どこかいなかの青年たち。
鳴り響くサイレンはまだ真空管の向こうの世界だ。しかし、それがいつ自分の身に降りかかってくるとはわからない。もしかしたら、その日はすぐそこかもしれない。

二つの戦が交差する。架空と現実、いや、架空と架空のお話だ。

そこでは同じもの、言葉、出来事がまったく違う意味を持つ。
質素すぎると馬鹿にされた日の丸弁当が涙ながらに有難がられて、場外退場を宣告する一枚の紙切れが彼を戦場へと導いた。
そして、膠着状態を示す「ゼロ」の響きがそのまま、彼の命運をかけた片道切符となる。

特攻を命じられた彼の行く先は決まっていた。
それでも上官は笑顔で、最上級の笑顔で彼を送り出した。
微動だにしない敬礼一つ、空に飛び出していった彼の、蹴飛ばしたボール。
それはゆっくりと見えない空に吸い込まれ、そして……


色のない衣装、形のない小道具、真っ暗になる舞台、流れるエンドロール。

ぱっと明かりが点ると、そこには目にも鮮やかな記念日の二人。そして、鳴り止まない拍手。
10周年記念の傑作選ライブが終わりました。


会場包みこんだ万感の拍手が全てを物語ってたなあ。
二人がお辞儀をしても起き上がっても止まなくて、ようやく関町さんが指揮者の身ぶりをして収まった。もしかしなくとも一番感動した瞬間だった。嬉しそうな二人を見てるのも嬉しかった。

「素晴らしい劇場でこの拍手……吉本関係者の方!みてますか!」
「あーずっと見てたい」
「みなさん……普段はどこに隠れてるんです?」
「なるほどみなさん財布の紐がかたくていらっしゃる……」

始まる前は、これ終わっちゃったら放心しちゃってこの先なに楽しみに生きてけばいいんだろう!なんて途方にくれていたけれど、終わってみたら、こんなライスに会えるなら私なんだってがんばれるなあってすごい前向きになっちゃった。

お二人の10周年に立ち会えて感無量です。
これからも、ずっと、見届けさせてください。


最後に、限定パンフレットを買いましたが最初の1ページで元とれました。
(ごちそうさまでした)
posted by kagari | 22:41 | [ライブ]単独ライブ | comments(0) |  拍手!
13/6/2 クレオパトラ単独ライブ
 クレオパトラ単独ライブ 色彩オーケストラリメイク再演
 13/6/2 15:00〜 渋谷∞ホール
 出演:クレオパトラ/ブロードキャスト!!/井下好井/ボーイフレンド/光永/祖父江唯(劇団虎のこ)



こないだクレパトのトークライブにいったときから一度コントをみたいなあと気になってたのと、ちょうどオリラジの前のいい時間帯だったこともあって、足を運んできました。
お芝居のような単独ライブで、よく考えられてて色や音楽のセンスがよくて、これはなんだかはまってしまうのわかるなーと思いました!ほかの方の感想で見たけど、無限大ホールは色とかごちゃごちゃしてるからせっかくのテーマが映えきらない感じがして、うんちょっともったいなかった。タウンホールでみたかったなー!

「色彩オーケストラ」、タイトルもすてきだもんなあ。
なんとなくTHE BACK HORNの「心臓オーケストラ」を思い出し、まさにその歌詞のでてくる「サイレン」が流れるかなあと思いましたが、「夢の花」でした。
うんうん、歌詞はそっちだねえ。
「サイレン」もそもそも「心臓オーケストラ」のアルバムには入っていないのです。なんでだろうね。
posted by kagari | 15:48 | [ライブ]単独ライブ | comments(0) |  拍手!
13/5/19 ジューシーズ単独ライブ
 ジューシーズ単独ライブ『ひみつ〜突撃プラスチックスカンクちゃん〜』
 13/5/19 19:30〜 ルミネtheよしもと
 出演:ジューシーズ



もう3度目のジューシーズ単独ライブ。毎回違う魅力出してくるからたまらない!
今回は切なさとか刹那感とかなくって、けらけら笑って楽しくおしまい!でした。

オープニングVTRがめっちゃかっこよくってあれうらやましかったなあ。
映像とコラボしてるの、う〜ん、表現が難しい…
三人が一人ずつ、手からかめはめは出してみたり、映像で流れてくるものけっとばしてみたり、んで、いろいろ映像と格闘するとそれぞれの名前紹介になるっていう。
この映像みただけでちょっと感動しちゃった。

コントもとってもよかったです!
ショートコントも構成の妙で、ほへえって言いながら楽しんだ。ショートなのに、毎回映画のエンドロール的なのが流れるのねw 全体的にほっこりする感じだったかな〜。
松橋監督作のショートフィルムも初上映されたんだけど、これがまたなんつーか面白かった。ちょっと時間たったから細部が薄れちゃってるけど、アイデアがおもしろいし、演者が知ってる人だからそこもまた楽しいし。機会あればまた見たいなー!

長いのでは「誰かの人生変えるようなドラマがとりたくて」と「Mr.ZERO GALAXY ILLUSION」がよかった。
前者はドラマの撮影なんだけど、全12話を3日で録らなきゃならないっていう。その設定に翻弄されるだま、だまよ……!
そしてイリュージョンのほうは、まさかの小道具としてのミルクラ竹内さん登場!
「俺聞いたことないよ、小道具『ツッコミ』なんて!」w
いわく、ネタが楽しくなりすぎちゃったから、しゅーたもつっこむのやんなっちゃってツッコミを雇ったんだとのこと…むちゃくちゃすぎるw

「イーティーティーシースティングレイ!」みたいなわけわかんないワードのたのしさもいつもどおり。ジューシーズ単独、終わったあとに口に出したい魅力がたくさん!
posted by kagari | 12:52 | [ライブ]単独ライブ | comments(0) |  拍手!
12/9/8 ORIENTAL RADIO MANZAI LIVE 2012「FAITH」
 ORIENTAL RADIO MANZAI LIVE 2012「FAITH」
 12/9/8 19:30〜 ルミネtheよしもと
 出演:オリエンタルラジオ



おっそろしいほど「無」で挑んでしまった!無というのは、まったくハードルとか媚びた期待とか不安感とかなかったってこと。
ただただオリラジだー単独だー楽しみだなあ!ってこの日を迎えることができて、それで、とっても楽しい2時間を過ごせた!とても幸せ。
今回の公演も春にはDVD化されるとのことなので、ネタバレは控えめに、感想中心に書こうかなって思います。


マンザイライブの冠通り、久しぶりのぶっ続け漫才を見ることができました。
ネタはまったく新しいこと始めたなあって感じじゃなくて、今まであったいろんなものを少しずつブラッシュアップさせ、きれいにつなげてったなって感じ。漫才というよりフリートークに見えるよ。
でも、無限大トークを発表会用に仕立ててきたよ!って感じではなく、そこはちゃんと漫才なので、おもしろい。

本人たちが「やりたいことやった!」と語っていたとおり、見てる人に不親切?と思われるとこもありつつ、それを押しのけるパワーみたいなのも。彼らの世代にキャッチーな有名人の名前をたくさん出したり、前回単独のキャラを再登場させたりと。
しかしそんなとこがありつつ、たまに中田敦彦の狂気が垣間見えたり、時事ネタばすんばすんぶった切ってみたりと、誰もが笑えるポイントも!(この場合の笑うは、もはや「だいじょぶかこいつら頭おかしいぞ」かもしれないけど…w)

「あのネタ慎吾くんが作りました」とネタバレのあったブロックが一つあり、それがええっ慎吾くんなのー?と最初はびっくりしたけれども、言われてみればなるほどな感じで面白かったです。
「なんでそういうの言うの?(俺が作ったって)」(慎吾)
「だってお客さんも、生産者の顔が見えないと安心できません!っていうかもしれないじゃん!」(あつ)w
オリエンタルラジオは産地直送でお届けしております。

慎吾くん、今回ほかにもたくさんネタを書いてきたそうなんだけど、その大多数が「個人的なあっちゃんへのお手紙」だったため、ボツになったそうです(笑)
あっちゃんがインタビューのときああいう答え方するのが嫌だ、とかそういうのw


なんで今回こんなに無で挑めたのかなあって考えたときに、二人も終了後トークでしゃべってたけど、「去年あんな総集編みたいな単独やっちゃったから、今年なにやるかっていうのすごい悩んだ」っていうことに思い至りました。
さっき自分のレポも読み直して思ったけど、去年の単独ってすごいファン冥利に尽きるっていうか、こんなに報われちゃってよいのかなあって楽しさと嬉しさと力強さと、あとちょっぴりのしんみり感があったわけです。
で、そんな面白いライブのあとだと、普通はハードルがあがりすぎちゃったり、あるいは過剰な期待を抱きすぎないよう自分を抑えてしまったりすると思う。
でも、そうじゃなくて、今回も絶対面白いものが見れるっていう確信が、今までオリエンタルラジオを見てきて築かれてるから、そんな総集編単独のあとでも、フラットに見ることができたんだなって思いました。

なーんてすごい信頼感を持って、いざ幕があけてみたら、「てめえら全員殺す!」って言われてしまったんだけどねwww
まさかオープニングコントがあるなんて!びっくりしたよ(笑)
posted by kagari | 12:57 | [ライブ]単独ライブ | comments(0) |  拍手!
12/6/9 ピザババアの唄
 マンボウやしろの告別ショー2012 ピザババアの唄
 12/6/9,10 銀座博品館劇場
 作・演出:マン
ボウやしろ
 出演:マンボウやしろ/その他ゲスト



わたしずっと「カリカ」のことを考えたくなかったんだなあ、って気づいちゃいました。
いやだな。気づかなきゃよかった。
今だって気づきたくないですよ、考えたくないですよ。
もうちょっと保留にしてても、いいのかな。

堀川のおじさんに惚れました。

スーパードライとコーラとピザください。熱々の。



(めも)
http://www34.atwiki.jp/yashiro_manbow/pages/15.html
posted by kagari | 21:23 | [ライブ]単独ライブ | comments(0) |  拍手!